看護師とヘルパー間で意見の違いや業務のことでトラブルになったことはありませんか?看護師の行動や言動で、一緒に働くスタッフ間のトラブルは、回避することができます。
看護師とヘルパーの間でトラブルを起こさない方法を紹介します。
職場の雰囲気が悪い?看護師とヘルパーのトラブルとは
職場の雰囲気が悪くて仕事に行きたくないと思った経験はありませんか?その多くは、看護師とヘルパーによるトラブルが原因です。看護師とヘルパーの意見が合わないことやお互いの不満からトラブルが起こります。
看護師とヘルパーのトラブルは、看護師のふとした行動や言動によって起こりがちです。
看護師にとっては常識だと思っていることも、職種が違えば通じない事も多くあります。専門知識を語られてもわからないためイライラした経験は誰にでもあると思います。
ご利用者やご家族へ説明するときには、専門用語を使わずにできる限りわかりやすく説明していきますよね。ヘルパーに説明するときにも、同じように伝わっているか確認しながら説明することが大切です。
看護師の言葉1つで職場の雰囲気は良くも悪くもなることを忘れないでくださいね。
看護師とヘルパーの方向性が統一できない場合の対処法
看護師とヘルパーは、学んできた知識や過程が違い、また、ご利用者との関わり方も違うことからケアプランについて、方向性が一致しないことがあります。
ヘルパーにとっては、ご利用者が日常生活を楽しく過ごすことや、できる限りご希望を聞いていきたいことからご利用者主体の意見が多く聞かれます。
しかし、看護師にとっては、体の状態を考えると実現が難しい場合があります。
看護師とヘルパーが考えるケアプランの方向性が一致しないときには、“ヘルパーの意見”を基盤に考えていくことがいいでしょう。ご利用者の気持ちをよく理解しているヘルパーの考える方向性を基に考えていくと、ご本人やご家族とのトラブルがなく話を進めることができます。看護師も少しずつヘルパーの思考を理解することを大切にしていきましょう。
まとめ
看護師とヘルパーでは、職種が違うため考え方に異なる部分がありますが、ご利用者への思いは同じ気持ちを持っています。
職員同士のトラブルを起こさないためには、お互いが少しでも相手の気持ちを考えながら行動していき、楽しく仕事できる環境を整えていきましょう。
<ライタープロフィール>
ハッセー
介護福祉士を取得後、介護施設で働きながら正看護師と保健師を取得。看護師長と介護施設の施設長を経験。
現在、在宅介護の事業所にて総括所長をしています。