え、そうなんだ!?意外で不思議な訪問看護の世界!のあるある3選

友人に「訪問看護ってどんなイメージ?」ときくと、「なんとなーくはイメージがつくんだけど・・・実際どんなことしてるの?」と、逆に聞かれてしまうこの世界。
私は決まって「なんでもありだよ!(笑)」と答えるのですが、いまひとつ伝わらないんですよね。

今回はそんな方のために、訪問看護ならではともいえる、あるあるネタをご披露します!

(1)ケータイのアルバムはグロい写真でいっぱい

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「え、仕事中にケータイ?」と怒られるかもしれませんが、いまやスマホも欠かせない訪問看護師のお仕事ツールのひとつ!

褥瘡の悪化など、主に訪問先で異変が起きていた際に医師や先輩ナースの判断を仰ぐときにはまずケータイのカメラ機能でパシャリ。ときには患者さんのADLを伝えるために動画に撮る場合も。
時間の限られた訪問時間のなかでは、状態の変化を他スタッフと共有するためにも写真が一番確実で効率良し!

とはいえ、次に訪問した際に「前回と比べてどうかな?」と状態を比較するため、なかなか消せずにどんどん増えていく写真たち…。
ふとアルバムを開くと「Aさんのえぐれた足趾」「 Bさんのただれたお◯り」とか自分でも思わずビクッ!とする写真ばっかり。

血液やグロい系が苦手な方…訪問看護師のアルバムだけは決して、決っっして覗いてはいけませんよ!!

(2)困ったら『とりあえずワセリン』

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特に初回訪問のとき、ほとんどの方に見かけられる皮膚のトラブル。
とりわけ褥瘡になりそうな発赤や、下痢による皮膚のただれ等には早急に対処する必要があります。

そんなとき、とっても役に立つのが在宅看護界の万能薬「ワセリン」!

「え?あれって薬だっけ??」と、一瞬考えてしまうほど、馴染みすぎてスルーしていまいそうになる「ワセリン」。正式には「白色ワセリン」という軟膏薬で、石油から精製された油です。

しかし、ただの油とあなどるなかれ、実はとってもすごい効能をお持ちなのです!

油ならではのノビの良さと撥水機能を併せ持つワセリンは、どんな部位にも使えて超強力な皮膚保護作用を発揮してくれます。高齢者の乾燥した肌には潤いと皮膚のバリア機能を補完し、尿や便の刺激でただれてしまった陰部の皮膚には直接皮膚が汚染されないよう文字通りの「バリア」に。
しかも普通の軟膏と違い、油分たっぷりなので時間がたっても乾燥しにくく、効果が長く保てる!

塗るだけで褥瘡や皮膚トラブルを予防でき、処方箋がなくても薬局で入手可、かつ幅広い用途に使用できる、まさに万能薬なのです!

往診の先生にも「何か薬、いるものある?」と聞かれたら、10人が10人とも「とりあえずワセリン」と答えるといっても過言ではない、隠れた大ヒット商品です。

(3)”ロスタイム”はちょっと寄り道

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訪問看護では、利用者の方へ訪問する時間がしっかり◯時から◯時まで、(短いときで20分、長いと60分、90分まで等)とケアマネージャーが作成するサービス計画で決まっています。(※医療保険を使って利用されている方は少し異なります)

多少の時間のズレは渋滞等もあるのでたいてい許してもらえますが、利用者さんによっては時間ピッタリでないとダメ!という方もおられるため、訪問から次の訪問へ向かうとき、「次にいくには早いけど、ステーションに戻ってる時間はないなぁ。」という場合がよくあります。

そんなときは”ロスタイム”!(笑)
サッカーのボールがフィールドの外に出るように、訪問看護師もちょっと寄り道♪

コンビニやス◯バでコーヒーをgetしてひと息ついたり。
評判のパン屋で昼ごはんを仕入れたり。
はたまた100円均一で使えそうなグッズを物色したり。(最近は滅菌ガーゼなどの創処置用品やいろんな介護用品をここで安く仕入れてます!)
また、わざと遠回りして、桜並木や海岸沿いのきれいな景色の見える道を通ったり。

病棟にいては絶対に味わえないこんな時間が、訪問看護師たちの隠れた楽しみなのです。

まとめ

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こんな訪問看護の知られざる実際…知ってみて「へえー、訪問看護ってそんな感じなんだ!」と感じて頂けたのではないでしょうか?

在宅は看護師が医師の指示や病院の規則に囚われない「なんでもあり」な世界。
その自由さを、怖いと思わず飛び込んでくれる方が少しでも増えたらいいなーと思います。

皆さんのご参加、いつでもお待ちしております!!笑

<ライター紹介>
-chocola-
現在看護師8年目。大学病院の内科病棟に配属され、うち2年間は夜勤専従看護師として勤務。
結婚と同時に退職し、現在は訪問看護師として勤務。

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