【元医師が語るシリーズ】オペ室で看護師を恐怖に陥れる医師の実話

無料メルマガ登録

外科医はとっても気まぐれ。
突然大声をあげてどなりちらしたと思ったら、何事もなかったように優しくなったり、うまくいかずイライラする医師に八つ当たりされることも。

そんな中、新米看護師さんが手術器具を渡し間違えた時には、最悪の事態になりかねない現場でもあります。

今回は、そんな特殊な現場であるオペ室での看護師さんと医師との関係について、お伝えしたいと思います。

医師にとってオペ看さんが一番一緒にいる時間が長い!?

pixta_21977290_S-1-min
当たり前ですが、医師は一緒にいる時間が長い看護師さんと仲良くなりますよね。中でも、オペ室の看護師さんと医師は、数時間〜丸一日ずっと一緒にいるため、自然と外来や病棟よりも会話の機会が増えます。担当のオペ看さんもほぼ決まっているので、いつも同じ顔ぶれでとてもアットホーム。

しかし、一旦手術が始まるとそこは戦場。執刀の先生によっては、オペ看さんが器具をうまく受け取らないとガーゼや器具が空中を舞うこともありました。恥ずかしながら、私も含め外科医は非常に気分屋だと思います。さすがに、私は怒鳴り散らすことはありませんが、中には、新米のオペ看さんを大声で怒鳴りつける先生がいることは確かです。

しかし、激昂する先生は、たいてい激昂したことを忘れているので、めげずに、同じ間違いをしないように頑張って食らいついていって欲しいと思います。

手術器具は重要!手術の流れを把握して先読みを

pixta_21977290_S-1-min
器具の数が非常に多い手術では、たいてい細かい作業が多くなります。内視鏡を使用する手術では、モニター画面をみながら細かい作業をするので、目も手も疲れるし、器具の出し入れも大変です。

信頼できるオペ看さんの時は、モニターから目を離さずに器具を受け取れますが、そうでない人の場合は、モニターから目を一旦離して器具が合っているかを確認してから挿入しなくてはなりません。

すると、その操作でカメラの位置が微妙にずれて、位置合わせからやり直さなくてはいけないため、大変です。
また、出血をした場合など、すぐに対応が必要な場面でオペ看さんにミスをされると、医師としては非常にストレスとなります。

そのためか、ミスを連発する看護師さんは、人事移動などでオペ場を離れることも多く、シビアな世界だと思いました。

オペ看を目指す方は、落ち着いていて頭の回転が速い人、多少きついことを言われても受け流せる、心の強い人が向いているかもしれませんね。

<ライタープロフィール>
-めぐみ-
日本で医師として働いていたものの、夫の仕事の関係で一時的にイギリスに滞在中。元医師の視点で医療事情、体験談をお伝えしていきます。

無料メルマガ登録

【無料公開中】人気記事を資料にまとめました!

資料ダウンロード「感染予防」