超高齢社会を支える“在宅医療”
団塊世代が全て75歳以上の後期高齢者になる2025年。後期高齢者の数は全人口の18%の2,000万人を超え、日本は 世界一の超高齢社会になります。国は認知症や独居、老々介護の世帯の方も含めた全ての高齢者が安心して生活できるよう“在宅医療”を推進しているものの、在宅医療を取りまく環境には課題が山積しています。
深刻な在宅医療の担い手不足の問題
高齢者が増え続ける一方で、在宅医療を支える「在宅療養支援診療所」を開業する医師の数は圧倒的に不足しています。同じく、訪問看護ステーションや訪問介護事業所でも人材の不足や離職率の高さの問題が叫ばれています。今後ますます“在宅医療”の需要が高まるにも関わらず、その受け皿が足りないのです。
十分ではない在宅医療の情報発信
在宅医療の従事希望者が増えない理由の一つとして、在宅医療の正確な情報発信が十分でなく、実情を正しく理解している人はごく一部、という状況が影響しています。患者様の生活を支える医療である在宅医療の本当の意義や、在宅医療の現場で働くことの魅力を多くの方に理解していただくことが今、必要なのです。
在宅医療に掛ける想いを発信できるメディアに。
ココメディカマガジンは “在宅医療を担う医療人の想い”と“現場で起きているリアル”を発信することで、同じ思いで日々取り組む人を後押しし、新たに在宅医療に取り組みたいと考える医療人を応援するメディアを目指します。