【訪問介護への転職体験】商社OLから訪問介護の世界に飛び込んだきっかけ

総合商社に勤務し、電話もメールも英語三昧の日々を送っていたOLの私が、福祉業界、そしてその中の訪問介護への転職を決めた理由をお話します。

大げさなようですが、今の仕事に転職してからの私はそれまでの生活と比べてとても生き生きとし、毎日が充実しています!

現在40歳、日本女子大学を卒業後、大手総合商社入社。退職後、訪問介護事業所に勤務しながら介護福祉士、ケアマネジャーの資格を取得。現在都内の事業所でサービス提供責任者をしています。

商社OLから転職したきっかけ

大学卒業後、総合商社でOLをしていた私は、海外貿易業務に携わっていました。上司の指示に従い、自分の意思とは関係なく進んでいく仕事に疑問を感じている毎日でした。そのような中、休日は、高齢者や障害者の施設にてボランティアでお手伝いさせてもらっていましたが、学ばせてもらうことがたくさんあり、だんだん福祉関係の仕事に興味を持ち始めました。

10年間の商社勤務後、思い切って退職し雇用保険の制度を利用し、介護職員基礎研修を受講。
様々な形態の介護の職場で実習させていただき、利用者様1人1人の意志を尊重できる在宅介護の分野に惹かれヘルパーステーションのサービス提供責任者としての就職を決めました。

訪問介護を選んだ理由

「住み慣れた地域、住み慣れた我が家でいつまでも自分のペースで自由に生活したい。」
これはほとんどの方が理想としている生活だと思います。しかし、高齢になるにつれて、また様々な疾患によって、当たり前だった在宅生活が難しくなるケースが多々あります。そのような方達が、少しでも長く在宅生活を送れるお手伝いをしたい、その想いで訪問介護の分野を選択しました。

その選択の決断に至ったのは、実習で高齢の足の不自由な女性のお宅に伺った時でした。トイレまで向かうために、必死に足を引きずってゆっくりと床を這う女性の後ろ姿を見ながら、まだ何もわかっていなかった初心者の私は「施設に入ればスタッフが車椅子で連れてってくれるのに。」と思っていました。

そんな私の心を見透かしたかのように「こんなになってもやっぱり自分の家がいいんだよ」と何度もおっしゃる姿に感銘を受け、その日から在宅生活を継続する為にできることを重点的に学び始めました。

訪問介護の職に就いてみて

訪問介護の職について6年、不思議なことに1度も苦に思った事はなく、逆に毎日新しい発見があり、毎日が勉強で充実しています。限られた室内の広さ、限られた物品で利用者様が安全、安心、安楽に過ごす為にはどうすれば良いかを考え、他職種と話し合い、プランや援助の手順を決めていく事は、とてもやりがいがあります。

また利用者様とコミュニケーションを取り、ニーズや要望を引き出し最適なプランを作成し喜んでいただけること、そして他職種に認めていただき新しいお仕事を紹介いただけることなど、頑張れば頑張るほど喜びも得られ、自分自身がステップアップできる仕事だと思っています。
人生の大先輩である利用者様から教えていただくこともたくさんあり、毎日が学びの場です。

今後はサービス提供責任者として地域支援に力を入れたいと考えています。
現在、区のサービス提供責任者の会の役員をしています。役員会では地域包括支援センターのスタッフや区の介護保険課、高齢福祉課の職員と討論できる大切な場です。事業所としても区としても、より良い介護をする為に情報共有は不可欠です。高齢者や障害のある方が安心して地域で暮らしていけるよう、これからも支援していきたいと思います。

また、ケアマネや福祉用具の資格も持っておりますが、利用者様に一番身近な存在でいられるサービス提供責任者、ヘルパーとしての仕事をまだ続けていきたいと思っています。

私にとって訪問介護は天職!

100人の利用者様がいたら、支援、介護の方法は100通りです。その人らしい生活を送る為の支援ができるのは訪問介護ならでは、と思っています。区の財源の問題で、支援の実態がどんどん変化していますが、少しでも良い支援ができるよう日々勉強し、利用者様の生活の質が上がる努力をしたいと思っています。
福祉業界への転職は自分自身の仕事、生活面での質を格段と上げてくれ、私にとって素晴らしい転機でした。

writer
kaori

商社OLから訪問介護の世界に転職。ヘルパーステーションにてサービス提供責任者として勤務し、介護福祉士、ケアマネ、福祉用具専門相談員の資格を取得。

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