訪問介護の料金・利用者の費用負担とは|訪問介護の基礎知識

訪問介護は時間毎に費用体系が決まっています。訪問介護のサービスを受けている人はどのくらいの費用を支払っているのか、どのくらいの時間利用するといくらかかるのか、など費用面から訪問介護の仕組みを解説します。

(2016年5月時点)

1.まずは訪問介護にどんなサービスがあるか知りましょう

訪問介護とは、介護保険で利用できるサービスの一つです。主に「身体の介護」と「生活援助」の2種類があります。
身体介護では、おむつ交換、入浴介助、食事介助など、生活援助では、掃除、洗濯、調理、買い物などを代行します。生活援助は、同居するご家族がいるか、いないかで内容が制限される場合があります。

2.要介護の方の費用の仕組み

要介護の方の費用は、何分介護を受けたかにより異なります。pixta_21977290_S-1-min
早朝、夜間、深夜の時間帯やヘルパーの派遣人数によって、上記の料金に上乗せされる場合があります。

3.要支援の方の費用の仕組み

要支援の方の費用は、週何回介護サービスを使うかにより異なります。pixta_21977290_S-1-min
要介護の方とは違い、身体介護・生活援助の区分はありません。また通院時の乗車・降車等介助は受けることができません。費用の体系も、月額の定額になります。週3回お願いできるのは、要支援2の方のみです。

4.費用の負担割合とは

費用の負担割合とは、利用した本人が支払う割合のことです。前述の表には1割負担の方の費用を載せましたが、本来はその10割の費用がかかっています。例えば、身体介護の20分未満では、1割負担で165円ですので、本来は約1650円かかっていることになります。
費用の負担割合は、利用する方の所得によって違ってきます。負担割合には、1割負担と2割負担があります。ご自身がどちらの負担割合になるかは、市区町村から郵送で届く、「負担割合証」で確認することができます。
介護保険の要介護状態区分によって、支給限度額が設定されていますが、この限度額を超えて利用する場合には、超えた部分については、一律10割負担となりますので、注意が必要です。

【まとめ】仕組みを理解して必要な方に情報提供できるように!

利用者にサービス提供を行っている中で、経済面を気にされて訪問介護の利用をしぶっている利用者に出会うかもしれません。だいたいの金額を理解しておくと、情報提供を利用者にすることができ、サービスにつながるかもしれません。
頭の片隅に訪問介護の金銭面な知識も置いておきましょう。

出典:指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(平成十二年厚生省告示第十九号)(抄)【平成二十七年四月一日施行】

writer
もりぞう

福祉系学校を卒業し、11年医療ソーシャルワーカーとして医療機関に勤務。その後、一生を通じた支援をしたいと思い、介護支援専門員へ転身。
現在34歳。東京都渋谷区の居宅介護支援事業所の管理者・ケアマネージャーとして在宅介護の相談・支援を行っている。

保有資格:社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員

 

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