社会福祉士の資格情報|訪問介護に役立つ資格

訪問介護の仕事の中で、関わりのある資格の一つでもある、社会福祉士。合格率は20%前後と難易度の高い資格の一つ。

社会福祉士とはどのような資格なのか、資格試験はどのようなものなのか、オススメの勉強法などお伝えします。

(2016年6月時点)

1.社会福祉士とは?(資格概要)|訪問介護に役立つ資格

社会福祉士は、訪問介護などでお馴染みの介護福祉士と共に、初めて1987年に誕生した社会福祉専門職の国家資格です。
精神的、身体的な障害を持っている方や、高齢者、経済的に困っている方の相談を受け、解決し、日常生活が安心して生活できるようにすることを目的としています。
そのような様々な相談に応じ、解決のお手伝いをすることを、仕事としています。

社会福祉士を活かせる職種としては、福祉事務所で相談を受ける「ケースワーカー」や医療機関で相談を受ける「ソーシャルワーカー」介護施設で相談を受ける「生活相談員」という職種があります。

2. 資格取得までの流れは?

資格を取得するには、いくつかの方法がありますので、代表的なものを紹介します。

1つ目は、福祉系の4年制大学で社会福祉の勉強をしたうえで、医療機関や介護施設で実習をし、卒業をすれば、卒業と同時に受験資格を得る事ができます。

2つ目は、社会福祉系の専門学校に3年間通い、実習をし、卒業後、1年間相談援助業務の実務を経験すると、受験資格を得ることができます。

このように、通学し、実習を受けることが必須となってきます。今は社会人のための夜間通学のコースなども開講していますので、社会人でも取得できます。
このような方法で、受験資格取得後、年1回行われる国家試験で合格すると国家資格を取得することができます。

3. 試験内容と、オススメの勉強法

試験範囲は広範囲に及びます。19科目の中から、合計150問出題されます。
少しわかりやすくお伝えすると、テキストは、1冊300ページもあるものが、21冊あります。計6300ページの試験出題範囲になります。かなりのボリュームだと思いませんか?

試験は、午前、午後分けて行われますので、試験は1日かかります。
解答はマークシート形式で、五者択一になっています。合格基準は、総得点の60%を基準として、問題の難易度で補正された点数以上を正答する必要があります。

ここで注意が必要なのは、1科目1点以上正答しなければならないという点です。1科目でも0点の科目があると、それだけで不合格になってしまいます。ここは気を付けたいところですね。

ここでオススメの勉強法をお伝えします。広範囲に及ぶ試験範囲ですので、むやみやたらに勉強するより、的を絞って集中的に行う必要があります。
合格者の多くは過去問集を繰り返し解くことをしています。繰り返し解く中で疑問に感じたこと、わからないことは、調べるということが大切です。そうすることで、記憶がエピソード記憶になり、記憶が持続されます。そのような方法で、過去問に的を絞り勉強すると良いでしょう。

4.社会福祉士の資格は訪問介護にどう活きるか

社会福祉士は相談援助業務をする上で基本となる資格ですので、コミュニケーション技法、心理学を学んでいます。これは、利用者、家族とのコミュニケーションより円滑にするという場面でも活かせると思います。

また、人体の構造や医学に関すること、地域福祉のことも学んでいます。ですので、訪問介護の中で、医学的な知識を日頃の介護に活かすこともできますし、地域福祉の知識が日頃の訪問介護の中で聞かれる利用者の困りごとを解決するための地域サービスの創造にもつながるかもしれません。

5.社会福祉士の活躍の場は、たくさんあります

試験範囲が広い社会福祉士ですが、資格を取得した後の活躍の場も幅広くあります。
訪問介護の中でも、社会福祉士を持っていると一目置かれますよ。福祉三大資格の一つでもある社会福祉士。自分のスキルアップのためにチャレンジしてみてはいかがですか?色々な場で役に立ちますよ。

writer
もりぞう

福祉系学校を卒業し、11年医療ソーシャルワーカーとして医療機関に勤務。その後、一生を通じた支援をしたいと思い、介護支援専門員へ転身。
現在34歳。東京都渋谷区の居宅介護支援事業所の管理者・ケアマネージャーとして在宅介護の相談・支援を行っている。

保有資格:社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員

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