訪問介護に関わる様々な職種と役割|訪問介護の基礎知識

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介護現場では専門資格を様々な職種や役割のスタッフが働いています。

大きく区分すると、身体介護や生活援助などを提供する「介護系スタッフ」、医療やリハビリ提供する「医療系スタッフ」と「その他の職種」に分かれます。

介護現場で働く仲間たちがどのような仕事をしているのか、整理してみましょう。

<介護系職種> 身体介護や生活援助を担うスタッフたち|訪問介護の基礎知識

■ ヘルパー・介護福祉士
介護系スタッフのうち、利用者と接する機会が一番多いのはヘルパー(訪問介護員)と介護福祉士です。
居宅における、掃除洗濯・買い物といった家事援助、食事・排泄・着替え・入浴などの身体介護を担当します。
ヘルパーは圧倒的に40代・50代の女性が多く、8割程度が非常勤で働いていると言われています。

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■ 介護支援専門員(ケアマネジャー)
要支援・要介護者の課題分析、ケアプランの作成、そして地域の各サービス事業者との調整や愛護保健の給付管理を担います。
介護支援専門員(ケアマネジャー)は介護系の上位資格だと思われがちですが、医療系出身者も多くいます。

医療系出身のケアマネジャーは医療系サービスを重用し、介護系出身のケアマネジャーは治療よりも日々の生活の質を重視したケアプランを作るという傾向があるようです。
お付き合いのあるケアマネジャーさんの経歴を知るとその方の考え方を理解しやすくなるかもしれませんね。

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2016.06.07

■ ソーシャルワーカー(生活相談員)
支援相談員や生活相談員として介護福祉の領域に限らず、要介護者やご家族の幅広い問題の相談に乗り・助言・指導を行います。
ソーシャルワーカーになるための資格はありませんが、多くの病院・施設では社会福祉士の資格を要件にしていることが多いようです。

<医療系職種> 診療・看護などの医療行為を行うスタッフたち

■ 医師
介護現場における医師はケアプラン作成にあたって必要な主治医意見書の作成と居宅療養管理指導の役割を担います。
その他、訪問診療や治療の指導管理、検査、投薬、処置などを行います。
今後は在宅医の開業基準が緩和されていく傾向にありますので、在宅医療に関わる医師の数も増えてくることが予想されます。

■ 看護職員(看護師・准看護師)
医療処置(カテーテル交換、インシュリン注射、点滴、血糖測定など)や、医療機器管理と指導を行ないます。
終末期患者の場合は痛痒のコントロールや緩和などの処置を行なうこともあります。

また、患者さんの健康状態(血圧、体温、脈拍、呼吸など)をチェックし、その状態に関するアドバイスなども行ないます。

■ 機能訓練指導員
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などリハビリテーションの国家資格所持者や看護師、准看護師資格者がこの役割を担います。
運動療法、作業療法、物理療法、温熱療法など利用者の機能回復支援を行います。

訪問リハビリは施設とことなり、居宅によりリハビリ環境が異なるため、個別性の高い実施計画を考える必要があります。

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2016.07.11

■ 薬剤師
服薬指導、薬剤の効果と副作用のチェックなどを担います。
残薬問題が国の医療費問題の一つと言われる中で薬剤師の在宅医療への関わりは今後さらに求められるようになります。

■ 歯科医・歯科衛生士
航空衛生管理指導、虫歯の治療、入れ歯の調整などを担います。
まだまだ認知度の低い訪問歯科ですが、着実に訪問診療に取り組む歯科医も増えております。

あまり知られていませんが、医療保険はもちろん、介護保険も適応されるのです。

■ 栄養士
介護施設における食事のメニュー作りや栄養管理、栄養指導などを担います。
要介護者のQOLを高めていくために、栄養士の積極的な現場への関わりを求める声も近年増えてきています。

<その他職種> 行政職員や環境整備を担う企業の人たち

■ 行政担当者
介護事業者の紹介、補助・負担軽減制度の説明などを担ってる介護保険課などの職員さんです。

■ 住宅改修事業者
福祉住環境コーディネーターの資格などを有し、要介護・要支援者の状況に合わせた住宅改修の相談、住宅改修の手配・実施などを行います。

■ 福祉用具事業者
要介護者の身体状態に応じた福祉用具の紹介と貸与・販売などを担う事業者です。

訪問介護には多くの職種の協力が不可欠

このように訪問介護の現場には非常に多くの専門職の方が関わっています。
それぞれが高い専門性を持った職種だけに情報共有を密に連携を強化していくことが今後の訪問介護には必須だと言えます。

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