主任介護支援専門員の資格情報|訪問介護に役立つ資格

訪問介護で支援困難事例のお宅に訪問することがあります。

そのような利用者を担当しているのは、主任介護支援専門員の場合があります。

主任介護支援専門員とは、介護支援専門員より高いスキルを得ていると言える資格です。訪問介護の現場における、主任介護支援専門員について解説します。

1.主任介護支援専門員とは?|訪問介護に役立つ資格

主任介護支援専門員とは、2006年に行われた介護保険法の改正により、新たに作られた資格です。

主任介護支援専門員は、介護支援専門員の業務に従事する中で、様々な経験から、得られた知識・経験を使用し、ケアマネジメントを行い、適切、円滑に職務活かすことができる、必要な知識・技術を習得したものを言います。
頭に「主任」とついているので、想像できると思いますが、介護支援専門員の上位資格に位置する資格となります。
主任介護支援専門員は、介護支援専門員と同様で国家資格ではありません。

2.主任介護支援専門員になるには?

主任介護支援専門員は、介護支援専門員の資格を持っていれば、誰でもなれるわけではありません。以下の要件を満たす必要があります。

地域包括支援センター、居宅介護支援事業所に勤務する介護支援専門員であり、次の(1)、(2)両方の条件に該当する方

(1)下記①から③のいずれかに該当すること
①地域包括支援センターに配置されており、介護支援専門員の業務に関する十分な知識と経験を有し、市町長から推薦のあった方
②居宅介護支援事業所で専任の介護支援専門員として従事した期間が、通算して5年(60か月)以上で、現在も居宅介護支援事業所で就業しており、所属事業所長から推薦のあった方
③ケアマネジメントリーダー養成研修を修了した方又は日本ケアマネジメント学会が認定する認定ケアマネジャーであって、居宅介護支援事業所で専任の介護支援専門員として従事した期間が通算して3年(36か月)以上で、現在も居宅介護支援事業所で就業しており、所属事業所長から推薦のあった方

(2)介護支援専門員専門(更新)研修【研修課程Ⅰ】及び【研修課程Ⅱ】の両方を修了している方

※「愛知県:平成27年度 主任介護支援専門員研修 開催要項より一部抜粋」

以上の要件を満たすことで、主任介護支援専門員研修を受けることができます。

3.主任介護支援専門員を取得するための研修とは?

主任介護支援専門員の研修は、平成28年度の研修から内容が変わりました。
それまでは、64時間の研修で良かったのですが、70時間の研修に変更となり研修時間が伸びました。
研修の内容は、座学と演習があります、グループワークなども行われ、事例検討なども行われる内容になっています。今まで行ってきた、自身のケアマネジメントを振り返るということを目的に、知識も深めることを行います。

4.資格は、訪問介護でどのように活かすことができる?

主任介護支援専門員では、支援困難事例についての対応と、介護支援専門員への助言をする立場になる資格ですので、訪問介護の中で出会う、支援困難事例の利用者の対応や、後輩の育成に活かすことができます。

しかし、主任介護支援専門員の受講要件に、現職が地域包括支援センター、居宅介護支援事業所に勤務するケアマネージャーでないとならないという要件があります。
もし取得を考えるようであれば、訪問介護の現場から離れないといけませんので、取得するのはハードルが高い資格と言えます。

主任介護支援専門員は在宅の相談にのるエキスパート

主任介護支援専門員は、支援困難事例の対応や介護支援専門員の育成を担っています。訪問介護の中で、支援困難事例のケアを行うことがあれば、担当しているのは主任介護支援専門員かもしれません。

主任介護支援専門員は、在宅支援のエキスパートですので、訪問介護の中で対応に困ることがあれば、助言を得ると良い助言が得られます。主任介護支援専門員の資格を理解し、困ったときに相談できるように、普段から連携をとっておきましょう。

 

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