訪問介護と施設介護の4つの大きな違い|転職する前にしっかり理解しよう!

無料メルマガ登録

あなたは就職、転職先を選ぶ際、何を優先させますか?同じ”介護”とはいえ、訪問介護事業所と介護施設では様々なところに違いがあります。知らないまま就職してイメージと違って驚いた、という話もよく聞きます。

訪問介護と施設介護を様々な面からみて、違いを理解していきましょう。

1. 仕事内容の違い

訪問介護は利用者さんのご自宅という密室の空間で、2人きりになる状況がほとんどです。なので、介護の仕事以前に”倫理観”が求められます。

また、訪問した際に緊急事態が発生している場合もありますので、緊急時対応もしっかりと習得しておきましょう。
また、その人なりの生活を大切にした援助になるため、掃除の仕方や洗濯の干し方など、細かい部分も利用者毎に異なる援助になります。

施設介護は調理や洗濯などの生活面の援助は少な目です。食事介助、排泄介助、入浴介助、レクリエーションなどが主な仕事です。
また、一斉に行うシーツ交換もあります。入浴当番の日は1日中入浴介助を行うこともあります。
1か月、1年の予定が組まれていて、援助内容が変更になることはほとんどありません。

2. 利用者さんの気持ちの違い

ご自宅で生活されている利用者さんと、施設で生活されている利用者さんの一番の違いは”自立心”だと思います。重度の寝たきりの方を除けば、ご自宅で生活されている利用者さんは、お一人で頑張って生活していこう!という気持ちがとても強い方が多いです。

慣れ親しんだこの地域で暮らし続けたい!入院したくない!施設に入りたくない!そんな気持ちが原動力になりご自宅で頑張って生活されています。自分で自分を守らなくてはならないと、ピリピリされている方も多くみられます。

施設での利用者さんは安全な環境の中で安心して生活されている方が多いと思います。24時間、何が起きても大丈夫という安心感からか、生活をするのに緊張している、ピリピリしているという雰囲気ではありません。
施設に入所しているという状況上、在宅の方より依存心が強いことは否めません。

3. 利用者さんとの関わり方の違い

訪問介護では、ほとんどの場合、1対1なので密なコミュニケーションが取れます。じっくりと利用者さんと向き合う介護ができると思います。
しかし、自宅というプライベートな部分に入り込んでいくので、友人のように仲良くなりすぎない距離感を取ることが非常に難しいです。

また、性格の不一致などで利用者さんからクレームが出た場合は事務所に相談しシフトを変更してもらいましょう。小さな不信感などの芽が、将来的に大きなリスクに繋がることがあるからです。

施設介護では大勢の利用者さんと対等に向き合うことが大事です。
しかし、1人の利用者さんに接している際に、他の方から呼ばれることもあります。その際、笑顔で平等に対応できるかが施設の利用者さんとの関わり方で一番難しいことだと思います。

4. 勤務時間の違い

訪問介護は、訪問、移動、訪問、移動の繰り返しなので、援助が終わりドアを閉めたら、次の援助に気持ちを新たに切り替えないと良い援助はできません。
また、時間制限があるので、段取り良く、時間内に援助を終えなくてはなりません。次回訪問まで、利用者さんが安心、安全に生活できるよう環境を整えて退室します。

移動時間は1人ですし、ほっと一息つける瞬間です。そして、管理者やサービス提供責任者以外はほとんど残業もない仕事です。

施設介護は、早番、遅番、夜勤と毎日勤務体系が変わる職場が多いです。勤務時間中は常に利用者さんに対して気を配らなくてはなりませんが、スタッフが複数いるので訪問介護より安心感は大きいと思います。

利用者さんに、安全、安心を与える介護の仕事。施設介護と訪問介護では様々な違いがあります。

<まとめ> それぞれの特性を理解して自分にあった職場を選びましょう

訪問介護は1人だから、何かあったら怖い!
施設は毎日同じ仕事だし、体力的にもきつそう!

皆さん、それぞれの仕事の印象は様々だと思います。同じ介護といっても、仕事内容、利用者さんとの関わり方は異なる部分が多いです。

自分に合った職場、職種でないと良い介護はできません。色々な職場を見てより良い職場で、より良い援助ができると良いですね。

writer
kaori

商社OLから訪問介護の世界に転職。ヘルパーステーションにてサービス提供責任者として勤務し、介護福祉士、ケアマネ、福祉用具専門相談員の資格を取得。

訪問介護と施設介護を徹底比較!自分の性格・タイプから適性を考えてみよう|訪問介護の基礎知識

2016.05.13

無料メルマガ登録

【無料公開中】人気記事を資料にまとめました!

資料ダウンロード「感染予防」