訪問介護で必須な技術4つ〜ホームヘルパー編〜|訪問介護の基礎知識

無料メルマガ登録

訪問介護では、利用者や介護者の気持ちに寄り添い、自立を支援するケアが求められます。また、介護保険制度では単に困っていることのお手伝いするのではなく、ケアプランに沿って目標を据えて計画的にケアするということになります。

利用者の望む暮らしの実現のため、ヘルパーとして必要な資質が何かを知り技術も獲得しましょう。

1. お手本は仏の半眼?訪問介護はあわてない

訪問介護では、訪問時に行う内容や時間が事細かに決められています。
しかし、判を押したようにいつどんな時でも、同じケアができるわけではありません。その日のご家庭の雰囲気や、いつもある物がない、急に用事を頼まれるなど、予想外のことがよく発生します。

制度上できないことと区別しながら、心を乱されることなく的確に対応していく冷静さが求められます。

しかし、ヘルパーも人間です。相手の言葉や態度、時間との兼ね合いに動揺してしまうこともあります。心を仏の半眼にしてあわてず、動揺しない自己コントロールも一つの技術と言えます。

2. 訪問介護の技術=要領

訪問介護は時間や限られた材料・道具など様々な限定的な制約の中でケアを行わなくてなりません。

身体介護で入浴、生活介護で調理というような計画の場合は、湯を張っている間に食事の下ごしらえをする、などの要領の良さが勝負どころになってきます。

その場その場の状況で判断し、臨機応変に対応していくことになります。頭で考えるよりも、身についていることが発揮されるようになると良いでしょう。

自身の一人暮らし経験や子育て、主婦の経験がおのずと訪問介護に必要な技術になり得るのです。

3. 訪問介護の科学的視点で生活とケアプランの質のアップ

「科学的介護」という言葉を耳にすることがありますが「医学に基づいた介護」と置き換えることができます。
例えば水分が足りていない→覚醒状態が鈍る→活動性が低下→体が弱る→脱水や寝たきり→認知症様症状が出現、脳梗塞のリスク・・・というある原因に対しての関連性のことです。

利用者の少しの変化に気がつくことが多い訪問介護では、単に「調子が悪いようだ」ということではなく、訪問介護の持つ技術として「科学的=医学的」な視点で考えることができることが望ましいです。

異常の早期発見や生活の質を向上させることができるようなケアプランの変更の好機になると思います。

4. 訪問介護ヘルパーは情報通であれ

訪問介護は、「住み慣れた自宅や地域でこれからも生活していきたい」という高齢者とその家族の応援団です。
家族に介護が必要になった家庭では、地域のささいなことや情報を知ることで、とても助かった、役立ったということがよくあります。

必ずしもケアマネージャーに相談しなくとも、訪問時などに気軽な会話の中で解決できるような情報提供ができる訪問介護ヘルパーはとても頼りになります。

車いすを一時的に貸してくれる機関や、医療機関の受付の時間や診療科目、粗大ごみの日まで、生活に役立つ情報や口コミの引き出しを沢山持っていてすぐに提案できることは、とても高い技術であるといえます。

<まとめ> 訪問介護ヘルパーは生活のプロフェッショナル

訪問介護ヘルパーは求められる技術は、机上で学ぶことができるものばかりではありません。一方で場当たり的であってもなりません。

在宅介護のプロフェッショナルとして健康・医療、栄養などの知識と雑学的な知識が役に立つことでしょう。
そして、日々の経験で新たな引き出しとして増やしていきましょう。

writer
toramaru

介護の現場のお仕事をいくつか経て、現在はケアマネージャーとして働いています。
目下の悩みは高校生の息子のお弁当の中身です。手を変え品を変え、節約食材でも毎日変化があるように頑張っています。

【訪問介護の看取り】看取りに向き合うためホームヘルパーの心構え|訪問介護の基礎知識

2016.05.12

無料メルマガ登録

【無料公開中】人気記事を資料にまとめました!

資料ダウンロード「感染予防」