介護施設の夜勤中の食事で気をつけたいこと|介護職員の健康管理

夜勤を伴う介護職は健康管理や体力維持が必要不可欠です。

特に夜勤では体力を多く消耗するので、健康状態が万全で臨まなくてはなりません。夜勤当日もパワーダウンしないように、普段の食事や夜勤帯の食事ではタイミングや内容に留意が必要です。

夜勤者が利用者さんと同じ食事を摂るメリット・デメリット

施設介護の夜勤では、希望すれば利用者さんと同じ夕食を食べることができるシステムになっている場合があります。

利用者さんと同じ内容の食事を摂ることで、感想を共有できるメリットや食事内容の改善のための説得力が得られるでしょう。

しかし、気をつけるべきこととしては食中毒へのリスクです。近年では食中毒の発生は通年懸念されますし、夜勤者がいつも決まった時間に食事を摂ることが出来るとも限りません。実際に口にするまでの保存環境がまちまちになることもあるでしょう。
夜勤者が全員、同じ内容の食事を摂ることは避けた方がよいかもしれません。

夜勤職員とアスリートにはやっぱり「バナナ」

介護施設の夜勤の勤務開始時間の多くは夕方4時以降です。多くの介護職員は夜勤勤務中に体調を崩さないようにその日に備えます。

しかし、勤務に備えて家でじっくり休むことが出来ない時も多く、疲労状態で出勤ということも考えられます。

これまでの経験上、やはり疲労回復と素早くエネルギーを発揮するのに適した食べ物はバナナであると思います。体内に素早く吸収されるブドウ糖や果糖をバランスよく含んでいます。「介護・夜の部」出場のアスリートにバナナは欠かせません。

メインは自宅の食事。現場では小分けでおいしく食べる

介護施設の夜勤では、入所者の皆さんが寝静まってから食事を摂る、または交代で食事を摂るなどします。

しかし、いずれの場合でもナースコールが鳴ると食事は中断されてしまいます。
結果的に食べ損ねたり、慌てて食べるということもよくあります。夜勤で食事が摂れるか否かが仕事のストレスにならないよう、夕方早目にご飯類や麺類などのメインとなる食事を自宅で少し摂っていくと心強いでしょう。

そして、中断して食べても支障のない菓子パンやおやつ・果物などを持っていくのも良いかもしれません。メインの食事が済んでいるというだけで、気力が保てるという効果が期待できます。

インスタント食品との上手な付き合い方

私の周りには、健康志向が強く一切インスタント食品を受け付けないという同僚がいます。インスタント食品は夜勤中の食事としてはどうでしょうか。

介護施設の夜勤ではいつ食事が中断されるかわからないので、お湯を注いで待つカップ麺やインスタント食品は不向きです。しかし、自然災害や地震の多い日本ではいざという時にインスタント食品が役に立った例が多くあります。利用者の食事を外注している施設では食材のストックも普段はないかもしれません。

夜勤の度にインスタント食品を摂ることは推奨出来ませんが、いざという時に誰が食べても良いので、介護職員のロッカーにインスタント食品があっても良いかもしれませんね。

ポイントは摂るタイミングと食事内容

夜勤の介護では人手が薄い時間帯であることから、パワーと持久力が求められます。また、自らが的確な判断を下す場面に直面する可能性もあり、神経も張り詰めてしまいます。

これらのプレッシャーに負けないよう、夜勤当日の食事がまずきちんと摂れることは重要なポイントになります。非常時にまず腹ごしらえをした、という話にもあるように、良い仕事をするためには食事のタイミングと内容に留意するようにしましょう。

writer
toramaru

介護の現場のお仕事をいくつか経て、現在はケアマネージャーとして働いています。
目下の悩みは高校生の息子のお弁当の中身です。手を変え品を変え、節約食材でも毎日変化があるように頑張っています。

【無料公開中】人気記事を資料にまとめました!

資料ダウンロード「感染予防」