とある高齢の女性患者さんの気遣いにほっこり|男性看護師のつぶやきVol.6

とある女性患者さんの気遣いにほっこりした話。今回もカズオが語ります。
看護師=女性というイメージがまだまだ根強い医療の世界で、男性看護師として奮闘する新米看護師カズオのリアルを語るナマ声コラム。

イラスト/ハピネス☆ヒジオカ

おばあちゃんを思い出してほっこり。素敵な女性患者さん。

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こんにちは、カズオです。

僕は男ということもあり更衣や保清を嫌がられる女性の患者さんは多いです。
当然のことだと思います。

男の人に裸を見られるなんて恥ずかしいでしょうし、こちらとしても患者さんが気持ちよく過ごせるように最大限、意向に沿うように関わりたいと思っています。

これがご高齢の方となると「男の人に身の回りのことをさせる訳にはいかない」とおっしゃられる方も。僕が実習で出会った患者さんもそういったタイプの方でした。

その方は、トイレ介助や入浴介助はもちろんのこと、ベッド回りの片付けや食事の配膳すら「こんなことお兄ちゃんにしてもらう訳にはいかないねえ」と言って、なかなか援助の実施をさせてくれませんでした。

それどころか自らベッドの上を整理しだして、「立ってたら疲れるでしょう、ここにお座り」と。
お気持ちはありがたいですが、患者さんのベッドに座るなんてさすがにできません(汗)。

介助する側からすると、そんなに気を遣われると逆に困るところではありますが、その患者さんは90代のご高齢でありながら、いつまでも女性としての心持ちを忘れず過ごされるとても素敵な女性だな、と思いました。

カズオのプロフィール

高校卒業後、サービス業で10年間働き結婚。
その後、看護師を目指し31歳で准看護資格を取得。
現在、整形外科病棟で看護助手として勤務しながら正看護師への進学課程に通う一児の父。pixta_21977290_S-1-min

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