【医療・介護ニュースまとめ】 患者の治療歴などの情報、全国の施設で共有 2020年度運用開始目指す他(10月17日~23日のニュースからセレクト)

医療・介護に関する一週間の世の中のニュースや話題になったブログ記事の中から ココメディカ編集部が特に気になったコンテンツ“BEST5”をピックアップしご紹介します! 10月17日~23日のBESTセレクションは、 患者の治療歴などの情報、全国の施設で共有 2020年度運用開始目指す 他

患者の治療歴などの情報、全国の施設で共有 2020年度運用開始目指す

厚生労働省は、医療機関がそれぞれ持っている患者個人の過去の処方薬や治療歴などの情報を全国の施設で共有するシステムを作り始める。患者本人の同意を前提に、全国どこへ行っても疾病や健康の状態に合わせた保健医療を受けられる。2020年度運用開始を目標としている。
19日に厚労省有識者懇談会が提言したシステム「PeOPLe(ピープル)」として整備する方針。対象者には医療用の個人番号を割り振り、全国の医療機関や介護施設などの情報を紐づける。患者の健康状態をはじめ、過去の治療歴や処方された薬、アレルギーなどの情報を医師らが活用することを目指す。
実現すれば、救急搬送時や災害時など普段と異なる医療機関を受診する場合や、発作等で本人が意識を失ってしまった場合でも、適応した治療が受けられるようになるとのこと。個人情報保護の観点から、このシステムに参加するかどうかは各個人の同意を原則とする。患者本人も自らの医療情報にアクセス可能にする。
蓄積したデータは匿名化して行政や大学、企業などが研究に活用することも想定している。

出典:朝日新聞デジタル 10月20日

厚労省 介護ロボットの保険適用、2018年メドに検討

厚生労働省は2018年を目途に介護ロボットの利用を保険適用にする方向で検討を進める。
厚生労働省は20日、政府主催の構造改革徹底推進会合で説明した。介護の現場で移動や入浴の支援にロボットを導入したり、見守りセンサーを付けたりして、人の作業を補助することを想定している。負担軽減の効果を検証し、その結果もふまえ、施設の人員配置基準の緩和なども検討する。出席した有識者からは「まずデータを戦略的に集めるべきだ」などの意見も出た。

出典:日本経済新聞 10月20日

2017年度介護報酬改定 介護職員の給料どう上げるか 議論開始

12日の厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会で、介護人材の処遇改善に向けた2017年度介護報酬改定について議論が始まった。政府の『ニッポン1億総活躍プラン』に盛り込まれた「介護人材のキャリアアップの仕組みを構築し、月1万円相当の処遇改善を行う」という方針を実現することを目指し、17年度予算編成に合わせて検討を進める。
介護報酬の改定は通常3年に1度で次回は18年4月に当たるが、今回は例外的に処遇改善に関してのみ行われる。

キャリアアップの仕組みについては、各事業所の取り組みを評価することになる。厚労省は評価の対象として介護職員の職場定着、賃金制度の運用、介護福祉士の役割などを踏まえて検討する案を提示。また、介護保険サービスを行っている法人のうち、定期的な昇給制度がある法人が54%、人事評価を実施している法人が60%といった調査結果(いずれも対象は正規の一般職)も示した。

同日は、2015年度の介護報酬改定の効果検証に関する調査票についての議論もあり、大筋で合意を得た。10月末をめどに調査票が配布され、その結果は今年度内にまとめられる。

出典:福祉新聞 10月19日

RSウイルス感染症の患者数 過去10年で最多に

乳幼児の肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症の患者は、今月9日までの1週間で7273人と過去10年間の同じ時期と比べ最も多くなっており、国立感染症研究所は手洗い・うがいなど、対策の徹底を呼びかけている。
RSウイルス感染症とは、せきや発熱など、風邪に似た症状が出る病気で、秋から冬にかけ乳幼児を中心に流行し、初めての感染では気管支炎や肺炎を引き起こし、重症化することもある。

国立感染症研究所によると、今月9日までの1週間に全国およそ3千の小児科の医療機関で新たにRSウイルス感染症とされた患者は7273人と、前の週より1800人以上増加し、過去10年の同じ時期と比べて最も多くなっている。

また、RSウイルス感染症は例年、年末頃にピークを迎えますが、今年はその時期には至っていないにもかかわらず、過去10年で最も多かった2年前、平成26年のピーク時の8280人に迫る患者数となっている。

国立感染症研究所の砂川富正室長は「小さな子どもや免疫が低下している方を中心にマスク着用や手洗いなどの対策を徹底してもらいたい」と話している。

出典:NHK WEB NEWS 10月18日

「歩けない」とうそ、介護報酬を不正受給容疑で施設経営者逮捕

「歩くことができない」とうその申請で「要介護3」の認定を受け、経営する施設を利用したことにして3か月間でおよそ60万円の介護報酬をだまし取った詐欺の疑いで、車イスに乗る佐々木憲二容疑者(67)が逮捕された。佐々木容疑者は元暴力団組員で、愛知県尾張旭市の介護施設「ひょうたんの湯」の実質的経営者。
事件は、「介護認定を受けた人が、普通に歩いている」との通報で発覚。愛知県警は、8月に「ひょうたんの湯」を家宅捜索、17日、佐々木容疑者ら4人を逮捕。佐々木容疑者は「要介護3は俺が決めた事じゃない」などと容疑を否認。一方、要介護認定し、介護報酬を支払っていた尾張旭市はノーコメントとしている。
「ひょうたんの湯」はこれまでに約580万円の介護報酬を受け取っており、警察は、暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて捜査している。

出典:TBS News i 10月17日

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