【最新厚労省情報 8月8日号】人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会が開催

無料メルマガ登録

チーム医療推進協議会元代表・中央社会保険医療協議会元専門委員の北村善明氏による、これだけは押さえておきたい厚労省発信情報の解説コラムです。

今回のテーマは、人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会についてのニュースです。

 

人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会が開催

平成2983日、1回人生の最終段階における医療の普及・啓発の在り方に関する検討会が開催されました。

検討会の開催の目的は、人生の最終段階における医療については、医療従事者から患者・家族に適切な情報の提供と説明がなされた上で、患者本人による意思決定を基本として行われることが重要ということから、人生の最終段階における医療に関する意思決定支援を図るために、国民に対する情報提供・普及啓発の在り方等について検討することを目的としています。これまで、末期医療、終末期医療ということでおよそ5年毎に調査・検討がされてきておりました。その中で、終末期(現、人生の最終段階における)医療の決定プロセスに関するガイドラインが示されてきました。

 

今回の検討会では、以下の項目が検討されます。

(1)国民に対する情報提供・普及啓発の在り方について

(2)国民、医療従事者等の意識調査結果を踏まえた今後の課題の整理について

(3)人生の最終段階における医療に関する意思決定支援に必要なその他の事項について

厚生労働省事務局より、これまでの経緯と最近の動向が示され、その中で、現状の課題として以下の点を挙げ、論点について提案がありました。

 

<現状の課題>

人生の最終段階において、本人の意思が尊重され、望む場所で治療を受けながら、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けていくことができる環境の整備は重要である。

これまで、主に患者に対する環境を整備してきたが、「人生の最終段階における医療」について、国民に対する十分な情報提供や具体的な手段が示されておらず、普段から考える機会や本人の意思を共有する環境が整備されていない。

また、本人の意思が、家族や医療機関等で十分に共有されていないため、本人の意思に反した医療が行われる可能性がある。

 

これらの課題を踏まえ、検討会の論点としては

国民に対する情報提供や普及啓発を進めるにあたって、配慮すべき点や工夫すべき点などについて、どのように考えるか。

また、本人の意思を共有するための仕組みについて、どのように考えるか。

 

今後の検討会のスケジュールは、人生の最終段階における医療に関する意識調査を実施し、今年度内に報告書が出される予定です。

 

 

1回検討会の資料は、以下のURLからダウンロードできます。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000173574.html

人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン並びに解説編は、以下のURLからダウンロードできます。

(ガイドライン)

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000079906.pdf

(ガイドラインの解説編)

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000078982.pdf

 

writer

北村 善明

チーム医療推進協議会元代表・中央社会保険医療協議会元専門委員

無料メルマガ登録

【無料公開中】人気記事を資料にまとめました!

資料ダウンロード「感染予防」