【最新厚労省情報 8月29日号】平成30年度診療報酬改定に向けた第1ラウンドの議論が纏められる

チーム医療推進協議会元代表・中央社会保険医療協議会元専門委員の北村善明氏による、これだけは押さえておきたい厚労省発信情報の解説コラムです。

今回のテーマは、平成30年度診療報酬改定についてのニュースです。

 

平成30年度診療報酬改定に向けた第1ラウンドの議論が纏められる

平成2989日の中医協(中央社会保険医療協議会)総会において、平成30年度の診療報酬改定に向けたこれまでの議論(第1ラウンド)についてその概要が纏められました。

まずはじめに、平成30年度の診療報酬改定に向けた検討にあたっては、医療と介護の取り巻く現状と課題等についての基本認識が共有されました。

診療報酬が、医療と介護の提供体制の確保に多大な影響を及ぼす仕組みであることから、以下二点に留意し、検討を進めていくことを確認しました。

<1>2025年問題への対応体制構築のためには、医療・介護の現場におけるサービス提供 体制をより効果的・効率的なものに転換していく必要があること。そして、2018年度の次の同時改定が 2024年度となることを踏まえれば、2018年(平成 30 )度の同時改定が極めて重要な意味を持つものであること。

<2>医療・介護ニーズの変化とともに、今後の生産年齢人口が減少していくというトレンドを考慮すれば、医療と介護のサービス提供体制の確保にあたっては、2025年から先の将来をも見据えた需要と支え手の変化にも対応可能なサービス提供体制を確保することが求められること。

また、医療と介護の同時改定ということで、特に重要と思われる、①看取り、②訪問看護、③リハビリテーション、④関係者・関係機関間の連携・調整について、介護給付費分科会委員との意見交換が行われました

各検討項目については、(1)入院医療、(2)在宅医療、(3)外来医療、(4)横断的事項、(5)歯科医療、(6)調剤医療について、これまでの議論された事項について論点が纏められました。

今後の予定は、10月までに第2ラウンド、11月から第3ラウンドの議論が行われ、平成302月に平成30年度診療報酬改正の諮問、答申、付帯意見の取り纏めが行われることになります。

 

(参照)中医協の平成30年度診療報酬改定のスケジュール案

 

平成30年度診療報酬改定に向けた議論(第1ラウンド)の概要は、以下のURLからダウンロードできます。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000174361.pdf

 

writer

北村 善明

チーム医療推進協議会元代表・中央社会保険医療協議会元専門委員

【無料公開中】人気記事を資料にまとめました!

資料ダウンロード「感染予防」