【最新厚労省情報 11月13日号】平成30年度介護報酬改定の「基本的な視点」が示されました

無料メルマガ登録

チーム医療推進協議会元代表・中央社会保険医療協議会元専門委員の北村善明氏による、これだけは押さえておきたい厚労省発信情報の解説コラムです。

今回のテーマは、「平成30年度介護報酬改定に向け示された基本的視点」についてのニュースです。

平成29年10月27日の第148回社会保障審議会介護給付費分科会において、平成30年度の介護報酬改定に当たっての「基本認識」と「基本的な視点」が示されました。

平成30年度介護報酬改定については、2025年以降の人口構造の変化も見据えつつ、活力ある社会を実現し、国民一人一人が状態に応じた安全・安心で効率的・効果的な質の高い介護を受けられるよう、2025年に向けて地域包括ケアシステムの構築を図ることが必要であるとして、介護報酬改定に向けた「基本認識」ならびに「基本的な視点」として、以下の通り示されました。

基本認識

  1. 2025年に向けて地域包括ケアシステムの推進が求められる中での改定
  2. 自立支援・重度化防止の取組が求められる中での改定
  3. 一億総活躍社会の実現、介護離職ゼロに向けた取組が進められる中で の改定
  4. 制度の安定性・持続可能性が求められる中での改定

 

基本的な視点

  1. 地域包括ケアシステムの推進
  2. 自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスの実現
  3. 多様な人材の確保と生産性の向上
  4. 介護サービスの適正化・重点化を通じた制度の安定性・持続可能性の確保

 

次期介護報酬改定に関する「基本的な視点」とその具体的な項目

① 地域包括ケアシステムの推進

  • 本人の希望する場所での、その状態に応じた医療・介護と看取りの実施
  • 医療・介護の役割分担と連携の一層の推進
  • 関係者間の円滑な情報共有とそれを踏まえた対応の推進
  • 各介護サービスに求められる機能の強化
  • ケアマネジメントの質の向上と公正中立性の確保
  • 認知症高齢者への対応
  • 地域共生社会の実現に向けた取り組みの推進

 

② 自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスの実現

  • 高齢者の自立支援と要介護状態等の軽減又は悪化の防止に資する介護サービスの推進
  • 介護サービスの安全・安心を確保する観点からの取り組みの推進

 

③ 多様な人材の確保と生産性の向上

  • 専門性などに応じた人材の有効活用
  • ロボット技術・ICTの活用や人員・設備基準の緩和を通じたサービス提供の効率化

 

④ 介護サービスの適正化・重点化を通じた制度の安定性・持続可能性の確保

  • 評価の適正化・重点化
  • 報酬体系の簡素化

 

平成30年度介護報酬改定の基本認識並びに基本的な視点については、以下のURLからダウンロードできます。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000182781.pdf

writer
北村 善明

チーム医療推進協議会前代表・中央社会保険医療協議会元専門委員

無料メルマガ登録

【無料公開中】人気記事を資料にまとめました!

資料ダウンロード「感染予防」