作業療法士がスキルアップのためにするべき4つのこと|訪問リハビリの基礎知識

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作業療法士としてスキルアップするためにはただ臨床に臨むだけでは不十分です。勉強会などに参加しつつ、日々の臨床の中でも自分のスキルを磨く工夫を常に取り入れることが重要です。

そこで今回は作業療法士がスキルアップするために必要な4つの事を紹介していきます。

1. 作業療法士のスキルアップのためには勉強会への参加が必須|訪問リハビリの基礎知識

作業療法士がスキルアップするために欠かせないことが勉強会への参加です。
学会や各団体が行っている勉強会では最新の知見が学べます。

学校教育で習ったことだけではなく医学的な情報は年々更新されており、常に新しい情報にブラッシュアップしていくことは医療職者にとっては必須です。

また、臨床経験の浅いセラピストは多くの勉強会に参加し、自分なりの治療スタイルを確立する基礎を身につけることが重要です。
自分なりの治療スタイルを作るためにも、まずは基礎を覚える必要があります。

勉強会で治療の基礎を学び、目標にしたい先輩セラピストを見つけ、将来的に自分なりの治療スタイルを作る土台を早い段階で構築しましょう。

2. 作業療法士の更なるスキルアップのために伝達講習を行う

勉強会に参加するだけではなく、可能であれば職場の方に伝達講習を行いましょう。
人は聞いた情報の内の74%は1日経つと忘れてしまうものです。このため、勉強会で得た情報を臨床現場で活かせる知識にするために自分の中で整理し直し、職場の方に伝える経験をすることは非常に重要です。

情報をまとめ直す内に曖昧なことや実はよく分かっていないこともはっきりとし、自分の中で知識を深めるきっかけにもなりますし、上司や先輩など第3者のフィルターを通して観てもらうことで思いがけない気付きが得られることもあります。

3. 作業療法士はスキルアップのために仮説・検証を繰り返す

実際に勉強会で聞いただけで満足するのではなく、習った内容はすぐに臨床に反映させるようにしましょう。

このため、講習会では講師の先生が実際は「どういった方にどのような方法で、講習をしている内容を行っているのか」、「どのような効果が期待でき、実際の現場ではどのような変化が見られているのか」を注意深く聞いてくるようにします。

そして、自分が臨床の現場に戻り実践をして同じような変化が得られるのか、それとも期待通りの効果が得られないのかを確かめます。
同じような効果が得られない場合はなぜ効果が無いのかを自分自身で考え、仮説を立て修正を繰り返しながら自分の技術を磨き上げていくことが大切です。

4. 作業療法士はスキルアップを早めるため、症例報告を行う

勉強会などで習った治療を、ある程度実践した時点で思い切って症例報告を行うことも重要です。
実際に自分が行っている方法が正しいのか、対象者の方にとって本当にその方法がベストなのか、などを先輩や上司など第三者の目を通して観てもらうことで、客観的にあなたの治療がどうなのかを把握することができます。

もちろん、症例報告をすることで、時には手厳しい指導を受けることもあります。
しかし、若い内に受けた指導はスキルアップを加速させるために非常に重要ですし、臨床経験を重ねるに連れて必ず重要な糧になります。

失敗をしてもいいので、積極的に上司や先輩の指導を受けることは作業療法士としてのスキルを向上させる上で欠かせないことです。

<まとめ> 作業療法士のスキルアップは1人では行えない

作業療法士がスキルを高めるためには1人で考えるだけではなく、先輩や上司の力を借りるのが一番です。
特に治療に難渋している方がいれば、同じような方の治療を専門に行なっているセラピストの勉強会に参加してスキルを高めることは非常に重要です。

また、作業療法士がスキルアップするのは全て利用者様のためということを忘れてはいけません。
利用者様のことを思い、どれだけ行動できるかが作業療法士のスキルを高めるために最も重要です。

writer
ぷんぺー

回復期のリハビリ病院で3年間の勤務の後、現在は訪問看護ステーションで働き地域でのリハビリを行っています。
「作業療法士の強みを活かしたリハビリとよりよい訪問看護の提案」について悩みながら日々リハビリを行っています。

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