【作業療法士の視点】訪問リハビリスタッフとケアマネージャーの関わり|訪問リハビリの基礎知識

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作業療法士など訪問リハビリのスタッフは様々な職種と連携を取りサービスを提供しますがその中でもケアマネージャーとの連携は特に重要です。

ここでは、ケアマネージャーと連絡を取る上で大切なことや具体的にどのような場面で連絡を取るのかについて紹介していきます。

作業療法士とケアマネージャーは相互の役割把握が重要|訪問リハビリの基礎知識

作業療法士らリハビリスタッフはケアマネージャーと密に関わることが非常に多いです。ケアマネージャーは利用者様が受けているサービス全体を統括し、目標に向けてそれぞれの職種がどう介入するかの指針を組み立ててくれます。

一方で作業療法士など訪問リハビリを提供するスタッフは利用者様とケアマネージャーが今後の生活をどうしていきたいかを把握しておき、それに向けてリハビリでは何が提供できるか、現実的に目標が達成可能かを提案・提示していかなければいけません。

また、利用者様の状態やニーズの変化などをリハビリスタッフが把握すればそのことをケアマネージャーに適宜伝え、目標やケアプランの再検討などを行うことも大切です。

作業療法士はケアマネージャーに訪問日程の変更を連絡する

作業療法士がケアマネージャーに連絡を取る具体的な場面の1つに利用者様のスケジュール変更があります。ケアマネージャーは全体のサービスを統括する役割があるので、複数の事業者が介入している場合は時間が重ならないように調整する必要があります。

リハビリスタッフのみではこの調節が上手く行かず、時間変更の報告を怠ってしまうと他の事業所の訪問時間と重なりサービスが提供できないという事態を招いてしまうことがあります。

これを防ぐためにケアマネージャーに連絡し、他のサービスと日程が重なっていないかを確認し、スケジュールの調節をしていく必要があります。

作業療法士はケアマネージャーを介し他職種と連携する

また、リハビリスタッフが他のサービスと連携を取りたい場合もケアマネージャーに連絡を取ってから行うことが大切です。特に介護保険を利用されている利用者様は月の上限が決まっているため、リハビリ職が独断で福祉機器の追加などのサービスの変更を提案してしまうことは非常に危険です。

利用者様によっては点数ギリギリのところでプランを組まれている方もいらっしゃり、その場合は必要に応じて他のサービスを削ることも必要になってくるためです。

作業療法士などのリハビリスタッフも利用者様の介護度や現在どの程度の点数を使われているかを把握しておくことはケアマネージャーとスムーズに話を進める上では重要です。

作業療法士はケアマネージャーに利用者様の日々の変化を伝える

リハビリスタッフは概ね1週間に1~3回利用者様の元を訪れることが多いですが、ケアマネージャーは1~3ヶ月に1度のみの訪問ということが多いです。

この為、日々の些細な変化の把握が遅れてしまうということもあります。作業療法士などのリハビリ職者は転倒や体調の急変などの事故があった場合のみではなく、必要に応じて日々の変化を連絡することも重要です。

また、悪いことだけではなく良い変化を伝えることも大切です。利用者様がよくなり、今設定している目標を達成した場合はケアマネージャーに相談して新しい目標を設定することで利用者様や関わるスタッフのモチベーションアップに繋がります。

作業療法士とケアマネージャーの連携がケアの質を高める

作業療法士とケアマネージャーは利用者様により良いケアを提供するために連絡を取り合うことは必須です。それは利用者様が訪問時にどういった表情なのかなど些細な情報をお互いに伝え合うだけでも十分です。

こういった些細な情報ほど利用者様が本当は何を望まれているのか、自分たちが提供しているサービスが本当に正しいのかを検討する為の何よりの指針となり、良いケアを考える上で大切だからです。

writer
ぷんぺー

回復期のリハビリ病院で3年間の勤務の後、現在は訪問看護ステーションで働き地域でのリハビリを行っています。
「作業療法士の強みを活かしたリハビリとよりよい訪問看護の提案」について悩みながら日々リハビリを行っています。

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