訪問リハビリと病院リハビリの利用者の特徴の違い(属性や症状など)|訪問リハビリの基礎知識

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訪問リハビリを受けられる利用者様は病院でリハビリを受けられる方とまた違った側面があります。
今回は訪問リハビリを受けられる利用者様の特徴と訪問リハビリならではの具体例を3つ取り上げて紹介させて頂きます。

訪問リハビリで多い利用者の傾向と特徴|訪問リハビリの基礎知識

訪問リハビリは利用者様の自宅や施設に訪問するという特性上、病院とは少し違った側面があります。利用者様が持たれている悩みやニーズもより生活に直結しているものが多く、病院などでは聞かれなかったような細かな訴えを聞くこともあります。

また、孤独な生活や家族間の関係がきっかけで精神的に不安定になり、その影響で体調を崩され訪問リハビリを開始される方もいらっしゃいます。
精神的な悩みの程度は利用者様により差はありますが、訪問リハビリでは身体機能面だけではなく利用者様の心理状態も把握して長い目で見たアプローチを組み立てていく必要があります。

訪問リハビリで多い利用者【1】パーキンソン病など難病

具体的に訪問リハビリを受けられる利用者様で多い疾患としてはパーキンソン病などの神経難病の方が上げられます。パーキンソン病などの神経難病はリハビリ病院などと比べるとその数は圧倒的に多く、在宅で生活を送る際は環境設定の提案等が必要です。

特にパーキンソン病の場合は、視覚刺激により動作能力に大きな向上がみられることがあり、セラピストが少し環境設定を行うだけで介助量などに変化が出るケースもあります。

また、ROMや筋力強化のみではなく、環境設定や動作指導により利用者様の自宅での課題を即座に解決することができるのも訪問リハビリならではの強みです。

訪問リハビリで多い利用者【2】身体的な不定愁訴

訪問リハビリでは身体的な不定愁訴の訴えも聞かれることが多く、実際に先週まではなんとも無かった利用者様が突然なんとなくの体調不良を訴えられるような場面があります。

なんとなくの体調不良の裏に実は重大な病気の前兆が隠されていたというケースもあるため、セラピストは利用者様の主疾患のみではなく、今後どういった疾患が発症しやすいか、そのときどのような兆候がみられるかを事前に把握しておかなければいけません。

そして、もし危険な徴候では無かった場合、利用者様の生活上のトラブルが身体機能に影響を与えているケースもあります。このため、セラピストは身体面だけではなく心理状態の評価・分析も合わせて行わなければいけません。

訪問リハビリで多い利用者【3】身体機能低下の予防

訪問リハビリ特有の利用者様としてはご高齢などによる身体機能低下を予防するために受けられる方がいらっしゃいます。病院では何らかの診断名がついていなければリハビリを行うことはありませんが、訪問リハビリでは主診断名が無い状態でリハビリが始まるケースもあります。

このため、訪問リハビリのセラピストは病気に関する知識だけではなく、いかに健康度を高めて自立した生活を送って頂くかを重視したアプローチ方法も持ち合わせていなければいけません。

特にこういった身体機能の高い利用者様に対しては自主訓練の提案などを求められるケースも多いです。利用者様の能力に応じて何を提案できるかを常に考えておく必要があります。

訪問リハビリでは利用者様に合わせた介入が何より大切

訪問リハビリは多種多様な利用者様がいらっしゃいますが、利用者様のニーズや性格に合わせた介入をしていくことが大切です。
特に病気をみるのではなく利用者様全体を見ることが訪問リハビリでは大切です。家族関係、心理面、家屋状況、生い立ちなどを含めてトータルで考えたアプローチを展開することが必要となってきます。

 

writer
ぷんぺー

回復期のリハビリ病院で3年間の勤務の後、現在は訪問看護ステーションで働き地域でのリハビリを行っています。
「作業療法士の強みを活かしたリハビリとよりよい訪問看護の提案」について悩みながら日々リハビリを行っています。

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