現役理学療法士が教える在宅リハビリの必需品6選|訪問リハビリの基礎知識

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病院とは違い在宅では理学療法に必要な機器や道具は備わっていません。そのため、臨機応変に必要な道具を持参したり、どこの家でもある道具を使う必要があります。そこで、在宅リハビリを行う上で役に立つものを6個に厳選してご紹介します。

在宅理学療法士の必需品(1)バイタル測定機器|訪問リハビリの基礎知識

言わずと知れた、バイタル測定機器です。訪問では医師や看護師が近くにいません。そのため、聴診器や体温計、パルスオキシメーターといったバイタル測定機器はもっとも大事なものでしょう。

在宅酸素療法をされている方への呼吸療法を行う機会も多いのが訪問リハビリの特徴ですので、使い慣れたMy聴診器やパルスオキシメーターは意外と重宝しますので、ぜひ準備しましょう。

在宅理学療法士の必需品(2)歩行補助具

杖や歩行器など、高価なものでなくても良いので準備しておき、いざという時に使用できると便利です。他職種に比べ歩行への対応が圧倒的に多いのが理学療法士の特徴です。

刻々と状態の変化する利用者さんですので、「すこし歩行器歩行を試したい」と思う時にすぐ実践して評価ができると、福祉用具貸与事業所やケアマネとの連携などその後の対応が非常に迅速に行えます。また、杖は棒体操の道具としても活用できます。

在宅理学療法士の必需品(3)移乗用ボード(シート)

歩行補助具同様、いざ使ってみたいと思った時にすぐに試せると便利です。特に重度介助が必要な利用者さんに対して、病院などで道具の存在や使い方を教えてもらったことがないご家族も多くいらっしゃいます。

そのため、ご家族の前ですぐに実践できると非常に喜ばれます。対応が早ければ、その分、利用者さんやご家族が在宅生活をより快適に過ごしていただく時期が早くなるということですので、すぐに試せるように準備します。

在宅理学療法士の必需品(4)バスタオル

バスタオルは利用者さん宅のものを使わせてもらう場合もありますし、持参もしています。使用方法は多岐に渡り、運動やストレッチのためであったり、ポジショニングなどにも使用します。

運動やストレッチはどこでもある道具を使用し、訪問リハ以外の時間にも実践できるように指導します。また、ポジショニングや車椅子のフィッティングでは簡易的にタオルで評価を行い、評価結果をもとに商品のデモを福祉用具貸与に依頼します。

もちろんポジショニングクッションを持参する場合もあります。タオルより実践的で、すぐに効果をみることができますので可能な場合は使用します。

在宅理学療法士の必需品(5)メジャー

メジャーの用途は大きく分けて二通りあります。一つは住環境の評価に使用し、もう一つは浮腫や筋萎縮などの評価に使います。

そのため、住環境の評価には2mくらいの長さの工具用メジャーの方が測りやすいですし、身体計測で使う場合は柔らかいメジャーが測りやすいので両方準備します。

在宅理学療法士の必需品(6)清潔用品

様々な利用者さんと関わる上で、常に感染症などへの意識は持つ必要があります。そのため、手指を消毒するのに必要な道具は常に持ち歩き、訪問先に行くたびにしっかり消毒しておきます。

また、トイレや入浴場面への介入も行いますので、着替えも持っていきます。上下の衣類や靴下といった替えを最低1セットは持ち歩いています。

利用者さん宅にない道具をすぐ使えるように持参しよう!

在宅で理学療法士がリハビリを行う際に基本動作練習や歩行などで介入する場合が多いのではないかと思います。そこで、必要な道具がすぐ使えると非常に効率が上がります。

今回は紹介しませんでしたが、訪問リハビリには利用者さん宅にあるものを工夫して使用することも必要です。在宅の経験がない方や経験が少ない方は参考にしていろいろ持参してみてください。

 

ライタープロフィール
syusei0430
介護老人保健施設保健施設で入所や通所、訪問リハを経験し、現在はリハ管理者・介護支援専門員として、整形外科クリニックに所属しています。通所、訪問リハにも関わりながら、介護予防事業など地域リハビリを実践しています。

 

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